Profile

1999年入社
大阪支店

日本から一番遠い添乗先『南極』を訪れる!
世界中を添乗できるよう日々勉強

ツアーコンダクターに憧れて

ツアーコンダクターになる前は、専門学校を卒業後、コンピューターのシステムエンジニアをしていました。仕事は楽しく、上司や同僚にも恵まれてなんの不満もなかったのですが、5年ほど働いたとき、何か新しい経験をしてみたくなり、あっさり退職しました。
ある日突然、『カナダに行こう!』と思いたち、1カ月ほど滞在しました。その時に空港で見かけたツアーコンダクターさんの姿が、カッコイイと思いました。お客様のとっておきの時間をプロデュースする、そんなイメージのツアーコンダクターの仕事が『いいな!』と思い憧れるようになりました。
旅行業界の中で最初に目に入ったのが、阪急トラベルサポートでした。関西における「阪急」ブランドに安心感もあったと思います。直感で『ここだ!』と扉をたたきました。

講師にもチャレンジ

旅行をより楽しむための情報発信「阪急たびコト塾」が阪急交通社で始まった際に、講師を担当しました。いまでこそ、「写真の撮り方」「スマホの使い方」「ヨガ」「美術」とジャンルは多岐にわたりますが、開講した当初「旅に役立つ英会話」を誰かできないか・・・とスタッフが探していたところ、なにかの縁で「たびコト英会話」を担当することになりました。お手本もないなか、一から暗中模索でテキストを作ることから始まり、気が付けば講座も200回を超えていました。
お客様に喜んでもらえるように苦心しましたが、自分も勉強になり楽しみました。人生の中で「先生」という職業選択はなかったはずなのに、受講者のみなさんとともに笑顔になっている自分がそこにいました。

満点を取り続けていきたい

ツアーコンダクターは「一期一会」の仕事。その時は全力投球しているつもりでも、後から振り返れば、「もっとこうしておけば良かった」の繰り返し。だから興味深いし、奥が深い。満点を100回連続で取れるまで続けたいと思います。
お客様から「また一緒に行きたいですね」と言われた時が、最高に嬉しい。「おもしろい」「もっと」「すき」と思える仕事に出会えて、本当に幸せです。
先輩ツアーコンダクターから「パッションがある間は添乗を続けてみたら」と言われたことがあります。全ての事に通じますが、この仕事に情熱を傾けることができる間は、続けたいと思います。

大自然を満喫できる南極ツアー!

阪急交通社には、南極ツアーがあります。日本から一番遠い添乗先です。南極ツアーは、氷山、氷河、ペンギン、アザラシなど大自然を満喫できるツアーです。今でこそ、インターネットで南極情報も得られますが、初めて行った時は、ほぼ情報が無い状態でした。お客様も私も着るものをはじめ、何を準備したら良いのかわかりませんでした。
2000年代にはいって南極ツアーは、とても身近になりましたが、なかなか訪れる機会はないかと思います。ツアーコンダクターをしていたからこそ、過去に何度か南極へも行くことができ、とても幸運でした。

世話好きなところもツアーコンダクターの仕事に活かして

すこし「おせっかい」な性格かもしれません。電車の中で、「あれ、何だった?」と隣のひとたちが話しているのに、「〇〇ですよ」と教えたくなってしまう私。そこがツアーコンダクターに向いているかもしれません。
人生は一度限り。やらないで後悔するよりは、やってみてから後悔したほうがいいと思います。自分が知らなかった自分に会えるチャンスです。

休日の過ごし方

ジムに通い、そこで知り合った仲間と共に、1時間ほどのトレーニングで汗をかくのが心地いいです。ここ数年、クルーズ中心の海外添乗が多く、クルーズ中はほぼ24時間いつでも食べることが出来るので、ついつい調子にのり食べ過ぎてしまいます。体重ももちろん右肩上がり。動きも鈍くなります。ジムのトレーニングで解消しています!

添乗したことのない場所
行ってみたい国が世界中にあります

新型コロナウイルスの影響で海外添乗の仕事は皆無になりました。国内添乗をすることになったものの、約20年ぶり。2020年の秋の日帰りツアーの再デビューは、海外の未知の国への添乗よりも緊張しました。1日の行程が無事に終了し、バスの前でお客様ひとりひとりに「ありがとうございました」とご挨拶できたことが、記憶に新しいです。
いまだ添乗した事が無い国が、まだたくさんあります。新型コロナウイルスが落ち着き、海外添乗が再開したら、行ったことが無い国に添乗してみたい。知らない地域を楽しむためには、いろいろ勉強や下調べをしなくてはなりません。治安をはじめ、観光地、食べ物、宗教、お土産などなど。お客様にお披露目できる日を楽しみに、勉強や下調べに勤しみます。
〔2021年4月掲載〕

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